Nirvana NV14でドローンをOPEN TXで飛ばそう


いろいろな開発担当の伊藤です。
ゲームコントローラータイプでOPEN TXに対応したFlysky製のドローン用ハイエンド送受信機『Nirvana NV14』を使い「準備・工作・設定・飛行」と4ステップに分けてドローンを飛ばすまでをご紹介していきます。

準備編
始めに『準備編』ということで、使用するドローン本体と送信機に使用する電池を準備しましょう。
購入したドローンの機体は「King Kong 90GT 90mm ミニブラシレス FPV レーシングクワッドコプター」です。この機体にした理由は、小さくて、200g未満で、ブラシレスモーターで、受信機が付いていないからです。
ちなみに、DIY系のドローンを購入する時ですが、あらかじめ使う送信機を決めている場合は、送信機が付属していないものを購入すると良いと思います。DIY系のドローンは買い方が様々なので、購入の際はよく調べてから買いましょう!

そして、送信機に必要な電池ですが、『Nirvana NV14』は日本では珍しい18650サイズの充電池を使います。
一般の家電量販店や模型店では取り扱っていないので、ちょっと見慣れないですが、私はアマゾンやNLAセレクトというショップ通販にて購入しました。
ちなみに、リチウムイオン系の充電池が主流なので、それに合った充電器を購入することも忘れずに!

工作編-その1
『工作編』では、機体に取り付けられているFC(フライトコントローラー)に『Nirvana NV14』の受信機を取り付けるまでを紹介しようと思います。ただ、それまでの過程は少し長いので、今回は『工作編-その1』です。
まず、この機体にはFPV用のカメラとその映像をモニターに送る送信基板が付いていますので、今回まずはそれを取外す作業を紹介します。

まずは、下の写真のようにドライバーを使ってネジを4つ外します。

で、外し終えるとこんな感じ。


映像を飛ばす送信基板の電源の配線を外さないといけないですね。
ハンダコテを使って外したいのですが、手前の基板が邪魔してハンダコテが入るスペースがありません。なので、手前の基板を外すため、こちらもドライバーを使ってネジを外します。

さて、ネジを外し終えたら、基板を上方向に持ち上げ取外しますが...

下段の基板と取外す基板がコネクターで繋がっていますので、このときの作業は慎重に行いましょう!

分解が出来たら、やっとハンダコテを使って送信機用の電源の配線を外せますね。
ハンダコテが他の配線に接触しないよう、そして、ハンダが溶けないからといって長く基板にハンダコテを当てすぎないよう気をつけましょう!

取り外しが完了ですね。

あとは、カメラと映像を飛ばす基板をフレームから取外します。
カメラは接着してあるので、手で強引にボキッと行ってください(^^)

次は『工作編-その2』で、FC(フライトコントローラー)と『Nirvana NV14』の受信機を繋げる配線の接続方法を紹介します。

